ダイアリー・エッセイ:いつものように2013年07月31日


今朝も、6時過ぎに目覚まし時計が鳴った。
スヌーズ2回目で完全に止める。
起きだしてリビングのカーテンを開けると、夫も起きてきた。
短く「おはよ」。

いつものように、朝食はパンとコーヒー。
各自でかんたんなサンドイッチやピザトーストをこしらえて、無言で食べる。
冷えた桃をむく。甘くておいしい。

じゃ、行ってきます。
今日は特別気をつけてよ。
今日何かあったら、これまで頑張ってきたのが台無しだからな。
――めずらしく冗談を言いあったので、笑顔で送り出すことができた。


窓辺に這い上がったモミジアサガオの花。


38年勤続の夫、とうとう最後の出勤の朝。
庭の窓辺の朝顔がいくつも花をつけていた。




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