ダイアリーエッセイ:いい風呂の日だそうで2013年11月26日

「いい夫婦の日」が終わって、やれやれと思ったら、今日は「いい風呂の日」だそうで。語呂合わせだけではなく、本当にお風呂がありがたく、いとしく感じられる時期でもある。

今年は特に、あらまあ、と思った。
昨日から3日間の予定で、マンションの4軒隣に住む母が、お風呂のリフォームの真っ最中なのだ。文字どおり、「いい風呂の日」ではないか。
母は90歳になるが、身の回りのことは自分でこなして、なんとか独り暮らしを続けている。

この夏、築25年のマンションのわが家を大々的にリフォームした。
もちろん、浴室も新しくした。明るいし、温かいし、気持ちいいことこの上ない。それを見た母がうらやましくなって、「うちも」と言ったのである。
母の浴室はこれまでも、入口や浴槽に手すりをつけてもらっていたが、最近のお風呂はさらに段差もなく、浴槽も低くなって、入りやすい。
母をTOTOのショールームに連れていくと、浴室のタイプ、壁や浴槽の色など、自分の好みにこだわって選んだ。
明日の出来上がりを楽しみにしているところだ。


ところで、本邦初公開のわが家のお風呂は……


四方のピンク色の壁には、このレース編みのドイリーのような模様が、湯気のなかに、ぽわんぽわんと見え隠れする。それを眺めながら、ゆっくりと湯につかる。気持ちまでやわらかくなって、一日の疲れが溶け出していくようだ。

今年からは365日、いい風呂の日になった。


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