新春に、皆さまへ年賀状 ― 2016年01月02日
並木エッセイ会 ― 2016年01月09日
今日は、横浜市金沢区の並木エッセイ会の今年最初の教室でした。
遠方から、入会希望の方がお二人見えました。
「今日は5時に起きてまいりました」とのことで、うれしいかぎりです。
新年早々、今年はいいことがありそうな予感の初日となりました。
お教室の後は、地上18階のステーキハウスで新年会です。
窓の向こうには、快晴の雲一つない空の下、真っ青な東京湾が横たわっていて、たくさんの船が行き来しています。横浜港はもちろん、房総半島まで一望できるのです。
港では、船が放水して、出初め式をやっているようでした。
目の前の鉄板で、シェフが手際よくフィレステーキを焼いてくれます。
顎関節炎がもとで、固いものが食べられなくなっている私ですが、ウェルダンのステーキは、柔らかくジューシーで、とても美味しかったです!
ごちそうさまでした。
並木エッセイ会は発足から2年が過ぎました。
横浜は新春の光に満ちて、会のメンバーの笑顔も明るく、とても楽しいひと時でした。
この会のお仲間とともに、あなたもエッセイを楽しんでみませんか。
見学・体験、いつでも大歓迎です。
まで、ご連絡をお待ちしています。
今度は、直木賞候補作を読む ― 2016年01月14日
そこで、次は何を読もうか、と悩んでいるところなのですが、直木賞は読み続けたい。とはいえ、発表された受賞作をただ読むのではつまらない。
そこで考えたのが、【直木賞受賞作を発表以前に読む】という新たな目標です。
私は多読家ではないので、その半年に出版された本を手当たり次第に読むことはまず不可能。評論家でもないので、予想して読んでみるというのも難しい。一番確実な方法は、受賞作発表の1ヵ月前に、数点に絞られて発表される候補作を、すべて読んでしまうこと。目標は必ず達成されます。
ちなみに、もうすぐ1月20日には第154回直木賞が発表になります。
がしかし、その候補作発表は12月21日でしたから、年末の一番忙しい時期にそれらを読破するのはやはり不可能に近い。といわけで、自分で目星を付けて読むことにしました。いってみれば、占いの気分です。
私は、なんといっても女性を応援したい。今回は、候補作の5人中4人までが女性作家。うれしいですね。もっとも、なじみのある名前はありませんでした。
今読んでいるのは、梶よう子著『ヨイ豊』。幕末の浮世絵師の物語で、私は浮世絵そのものにも興味があるし、近々浮世絵展にも足を運ぶ予定があるので、まずはこれ、と選んでみました。
まだ半分ぐらいですが、いや、半分も読んだのに、残念ながら今ひとつピンときません。とはいえ、諦めるのはまだ早い。聞くところによると、「ヨイ豊」という言葉の意味にも感動するらしい。もう少し読み続けてみましょう。
次に読もうと思っているのは、宮下奈都著『羊と鋼の森』。年の順に選んでみただけなのですが……。
さてさて、発表まであと1週間足らず。この2冊を読み終えるのはきびしい状況になってきました。しかも、この2冊が受賞するかどうかも確率5分の2。でも、勝手に占って、勝手に一喜一憂するというのも、おもしろいと思いませんか。初回のお手並みはいかに……と結果を楽しみにしています。
よかったら、皆さんもご一緒に。
候補作は以下の5点です。
☆青山文平著『つまをめとらば』
☆梶よう子著『ヨイ豊』
☆深緑野分著『戦場のコックたち』
☆宮下奈都著『羊と鋼の森』
☆柚月裕子著『孤狼の血』
直木賞の予想は外れたけれど ― 2016年01月20日
直木賞は、青山文平『つまをめとらば』に決定しました。
青山氏は、67歳で2度目の候補。他の4人の女性が全員初めて候補になったこともあって、彼が選ばれるのは順当な結果だったようです。
しかも、過去2番目の高齢受賞だそうですから、せいぜいがんばってほしいですね。
もちろん、受賞作品も読んでみましょう。江戸の女性たちを男の目線で描いた短編集だとか。ちょっと気になりますもの。
さて、私の期待も予想も見事に外れましたが、いっときでもワクワクしながら発表を待つことができて、それなりに楽しかったです。
次の第155回直木賞は、7月に発表。時期的に読書の時間が取れるのでは、と期待しています。次回こそ、候補作すべてを読んでみたいです。
そして今回、候補作だから手に取った宮下奈都さんの『羊と鋼の森』は、すばらしい小説でした!
たとえ選に漏れても、私は応援していきたい。惚れ込みました。
じつは、まだ読了していないのですが、初めからひきつけられるように読み進んでいきました。読み終わるのが惜しいくらい。
改めて、ご紹介しようと思います。
横須賀市で、新エッセイ講座! ― 2016年01月28日
1月26日、横須賀市逸見コミュニティセンター主催の「エッセイを書いてみませんか」という入門講座が始まりました。
1月から2月にかけて、全4回。
定員15名のところ、38名もの応募があったそうです。
受講料は無料ということもあったのでしょうけれど、「エッセイ講座を待ってました!」というご意見もいただいたとか。うれしいですね。ご期待に添わなくては、と講師の熱も入ろうというもの。
初回のこの日、新年早々、幸運にも抽選で受講者となった15名の方がたは、一人の欠席も遅刻もなく、湘南の午後の日差しが暖かな、センターの一室に集まりました。
男性3名、女性12名。40代から70代までの熱心な方ばかりです。
まずは自己紹介の後、エッセイとは何か、どんな効用があるのか、どうやって書いたらいいのか、簡単なお話をしました。
次回は、参考エッセイを読みながら、具体的な書き方を説明します。
そして、その次からは、いよいよご自分でエッセイを書いて発表し、互いに合評をしていきます。
一番学んでいただきたいのは、何といっても、お仲間とエッセイを書く楽しさです。初めての方も書き慣れた方も、若い方もご高齢の方も、ひとつの輪のなかで、ぜひ楽しんでいただきたいですね。
ダイアリーエッセイ:神奈川県立音楽堂へ ― 2016年01月30日
じつは1週間前の話で恐縮です。
1月23日、神奈川県立音楽堂で行われた「沖仁con渡辺香津美」のライブに行ってきました。
フラメンコとジャズ、それぞれのトップギタリストのデュオです。一人だけだってすばらしいのに、それが二人でセッションするのですから、なんと贅沢なパフォーマンスでしょうか。1+1=2ではなく、3にも4にも、無限に膨らむかのような演奏でした。
渡辺さんは、私と一つちがいのお年。だから、MCにも、演奏の中にも、昭和の香り懐かしい言葉や曲が飛び交うのです。トワイライトゾーンのテーマ、007のテーマ、スモーク・オン・ザ・ウォーター……。懐かしすぎて、ハートが引きつりそうでした!
そしてもうひとつ、大感激だったのは、この開館60年になる神奈川県立音楽堂は、私も50年近く前にステージに立ったことがあるのです。
当時中学生の3年間、吹奏楽部に所属して、フルートとピッコロを吹いていました。市内中学校の合同音楽会が、毎年このホールで開催されていたのでした。
その頃、私はトランペットの先輩に片思いをして……。それは私の「公認」の初恋だったのです♡
まさか音楽堂が当時のままだとは思わなかった。びっくりポンです。
沖仁さんのMCによれば、このホールの音響は東洋一だとか。ちょっとうれしくなりました。
最後は二人がギターを弾きながら、客席まで降りてくるという大サービス!
ギターの音色って、とてもSEXYです。ハートがぴっかぴかになりました。今思い出しても、ドキドキ……。
明日はこのCDが届く予定です。楽しみで、ドキドキ……。