ダイアリーエッセイ:神奈川県立音楽堂へ ― 2016年01月30日
じつは1週間前の話で恐縮です。
1月23日、神奈川県立音楽堂で行われた「沖仁con渡辺香津美」のライブに行ってきました。
フラメンコとジャズ、それぞれのトップギタリストのデュオです。一人だけだってすばらしいのに、それが二人でセッションするのですから、なんと贅沢なパフォーマンスでしょうか。1+1=2ではなく、3にも4にも、無限に膨らむかのような演奏でした。
渡辺さんは、私と一つちがいのお年。だから、MCにも、演奏の中にも、昭和の香り懐かしい言葉や曲が飛び交うのです。トワイライトゾーンのテーマ、007のテーマ、スモーク・オン・ザ・ウォーター……。懐かしすぎて、ハートが引きつりそうでした!
そしてもうひとつ、大感激だったのは、この開館60年になる神奈川県立音楽堂は、私も50年近く前にステージに立ったことがあるのです。
当時中学生の3年間、吹奏楽部に所属して、フルートとピッコロを吹いていました。市内中学校の合同音楽会が、毎年このホールで開催されていたのでした。
その頃、私はトランペットの先輩に片思いをして……。それは私の「公認」の初恋だったのです♡
まさか音楽堂が当時のままだとは思わなかった。びっくりポンです。
沖仁さんのMCによれば、このホールの音響は東洋一だとか。ちょっとうれしくなりました。
最後は二人がギターを弾きながら、客席まで降りてくるという大サービス!
ギターの音色って、とてもSEXYです。ハートがぴっかぴかになりました。今思い出しても、ドキドキ……。
明日はこのCDが届く予定です。楽しみで、ドキドキ……。