自閉症児の母として(47):母の日に惑う ― 2018年05月15日
おとといの母の日、自閉症の長男が、カーネーションを買ってきてくれました。例年なら夫がいて、二人で花屋に出かけていましたが、今年の母の日は夫が出勤で不在。息子は当然のように、一人で花屋へ行ってきました。
こんなことは初めてです。成長と言えるのかもしれません。
でもそれは、母親に対する感謝の気持ちというよりも、自閉症特有の「カレンダーどおりにイベントを行う。いつもと同じことをする」というこだわりの表れではないのか、とも思います。
本来なら、涙ながらに喜ぶはずのこの母親、手放しでは喜べず、複雑な心境です。
最近、息子のことで、大きな壁にぶち当たっています。31年間に及ぶ彼の子育て史上、最大の難問といっても過言ではないでしょう。
今は書けません。いつの日か、穏やかに振り返って書けるときが来たら、書くつもりです。
あ、たったこれだけのことを書いただけで、人の十倍泣き虫な私は、またも涙……。泣いても笑っても、私は彼の母親です。愛情こめて、育ててきました。そしてこれから先もずっと。
モト君、きれいなカーネーションをありがとう。
コメント
_ あけにし ― 2018/06/01 11:32
_ 片割れ月 ― 2018/06/03 08:47
ご無沙汰しております。
誰かさんがめそめそ泣いているような気がし覗いてみました(笑)
きれいなカーネーションですね。
夏です、サザンを聴いたら元気になれるかも…(*^^*)ポッ
_ hitomi ― 2018/06/04 17:22
_ hitomi ― 2018/06/04 17:34
はい、今日もサザンをBGMに運転したので、ちょっぴり元気です❣
_ ガニ子 ― 2018/06/08 22:35
_ hitomi ― 2018/06/09 11:01
息子も以前は買い物ができませんでしたが、少しずつできることが増えてきました。そのたびに、大きな喜びを与えてくれました。
ガニ子さんのお子さんもきっとそうでしょう。たとえ障害児でも、成長しない子どもはいませんものね。
めそめそしていないで、前を向いて頑張りましょうね!!
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ひとみさんの目から涙がこぼれませんようにお祈りしています。