ニーハオ、上海!:③一番のお気に入りは、ここ2024年12月16日

  

「上海に、世界一大きいスタバがあるらしい。行ってみようよ」

「え、スタバなんて日本にだってたくさんあるじゃない」

上海の街を歩けばどこにだってスタバはあるし……、ただ大きいというだけでわざわざ見にいくの? とあまのじゃくな私は思いました。

 

が、しかし。

午後の便で帰国という日の朝、早起きして8時の開店に合わせて行ってみたら、いつも行列ができるらしいけれど、平日ということもあって、お客さんは少ない。

しかも、一歩中に入れば、フレッシュなコーヒーの香りに満ち満ちている。

スタバなんて東京にだってあるし……と思っていた私は、大まちがい!

ワンランク、いえ、ツーランク上の店舗だったのです。

 


スターバックス ・リザーブ・ロースタリー(Starbucks Reserve Roastery)という名称で、2014年にアメリカのシアトルに1号店ができて、上海には2号店として2017年に完成。南京西路駅のすぐそば、目抜き通りの角地にあります。
2階建ての広さは2,700㎡あるそうで、普通の店舗の10倍近い印象です。(もっとかも?)

大がかりな焙煎機の装置があり、自家製パンやケーキも店舗内で焼き、お茶の販売も、さらにはアルコール類をおくバーまであり、スタバグッズの種類も充実の品ぞろえなのです。


▼内部は、天井も、椅子もテーブルも、ほとんどが木材。


ここが焙煎工房▲


パンの販売コーナー▲ 店員さんたちはみな、それぞれ好みの帽子をかぶっていてオシャレ。デニッシュパンからクロワッサンサンドやピザまで、たくさんの種類が並んでいます。出来立てで本当に美味しそう。


迷い迷って、やっぱり大好きなデニッシュをチョイス。レーズン・ピスタチオ味と、シナモンロールを娘と半分こして食べました。どちらも直径15センチほどで、ボリュームもおいしさも満点。ちなみに1つ630円ほど。シナモンアップル・マキアートと一緒に。

クロワッサンサンドは普通のソーセージときゅうりのサンドで、1050円。店内で淹れ立てのブレンドコーヒーは3杯分たっぷりポットに入っていて、お値段1600円ほど。
決して安くはないけれど、上海最後の朝食として、思い出に残りました。


2階に上がる階段を下から見上げて一枚▲

吹き抜けになっているので、2階から1階を見下ろすこともできます▼

2階にはバーやお茶のカウンターがありました。




▲充実のグッズたち。早くもクリスマスの飾りも。


ゆっくりと店内を見て歩き、写真をシャカシャカと撮り、出来立てパンの朝食をいただいて、しっかりと自分用のおみやげも買いました。

上海限定のタンブラーは、上海の人気スポットのかわいいイラストが。

さらに、オリジナルのプリントもオーダーできるというので……▲

ちなみにタンブラーの写真は、帰国してすぐに稲城教室があり、その時に稲城のスタバで撮りました。もちろん、中には熱々のコーヒーが入っています。

 

思いがけず、素晴らしかった。
ここの魅力は、広さや美味しさだけではなく、アメリカや日本のスタバにはない、上海ならではの魅力そのものなのかもしれない。伝統に胸を張る一方で、新しいものもすかさず取り入れて、前に進んでいこうとするこの街とその人々。そんな印象を持ったのでした。

 

上海の最後に訪れて、イチ押しの場所となりました。

皆さんも上海にいらしたら、ぜひ!


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