『なしのはな』が咲いて2016年11月14日


この秋、『なしのはな』第6号が咲きました。

もう16年も続いているエッセイクラブ稲城の作品集です。

3年おきに発行されて、今回で6回目となります。

 


毎回、過去3年間に書き溜めた作品の中から、自選の2編を掲載します。

講師の私は、最終的な推敲や、校正のお手伝いはしますが、メンバーみずから印刷所との交渉にあたり、名実ともに自主的な運営を手掛けています。

 

そして、今回はさらに、書店での販売にも乗り出しました。

もちろん出版コードが付いているわけではないので、その類の本を扱ってもらえる市内の本屋さんに交渉し、1冊330円で店頭に置いてもらうことになりました。

 

作品集はけっして販売目的で作っているわけではありませんが、エッセイとはそもそも、一般の人々に読んでもらうために書くものですから、一人でも多くの読者の目に触れることも必要です。

そういう意味で、今回の新しい展開は画期的です。

急に話題になるとか、即完売してしまうとか、期待しているつもりはありません。ただ、エッセイに目を向ける人、エッセイクラブ稲城に興味を持つ人が一人でも増えたら、講師の私もうれしいことと思っています。

 

大型書店のコーチャンフォー、お近くの方、覗いてみてくださいね。

来年の1月31日まで販売しています。









「おふくろ」たちの集い2016年03月01日


 

前回の袋の話の続きです。

女性は、男性に比べたら、実生活の中でいろいろな袋を手にしているので、「袋」というテーマはお手の物だったように思いました。

なんと言っても、「おふくろさん」ですもの。

 

私がエッセイ教室を担当するなかで、唯一女性だけのグループというのが、湘南エッセイサロンです。先週の木曜日に集まりがありました。

「袋」がテーマのエッセイを合評して、その後は、お雛祭りとなりました。まさしく、「おふくろ」たちの集いですね。



 

メンバーのTさん宅の和室には床の間があり、この日のためにと、立派な掛け軸とかわいらしいお雛様が飾られています。



 

掛け軸の絵は、大正・昭和と日本画壇で活躍し、この湘南の地にゆかりのカトリック美術家、長谷川路可画伯の作品です。ご近所のかたが飾ってほしいと持ってこられたとか。戦前に描かれたもののようです。

「なんでも鑑定団に出したら、良い値が付くわ」と、ほんの冗談にしても、みな考えることは同じ……。



 

お雛様は、Tさんのお母さまが大事にされていたもので、100年以上も経っているとか。やはり骨董品といえるでしょう。

手前の五人囃子は、別の揃いのお雛様だったようですが、いずれも表情が愛くるしいこと。



 

そして、いつものようにおしゃべりは多岐にわたり、楽しいひと時はあっという間に流れて、お開きとなりました。


帰り道、梅の枝にウグイスが……!

いえいえ、ウグイスではなく、メジロです。

つがいで飛んできて、暖かい春も遠からじ、と教えてくれました。

 



 




横須賀市で、新エッセイ講座!2016年01月28日



126日、横須賀市逸見コミュニティセンター主催の「エッセイを書いてみませんか」という入門講座が始まりました。

1月から2月にかけて、全4回。

定員15名のところ、38名もの応募があったそうです。

受講料は無料ということもあったのでしょうけれど、「エッセイ講座を待ってました!」というご意見もいただいたとか。うれしいですね。ご期待に添わなくては、と講師の熱も入ろうというもの。


初回のこの日、新年早々、幸運にも抽選で受講者となった15名の方がたは、一人の欠席も遅刻もなく、湘南の午後の日差しが暖かな、センターの一室に集まりました。

男性3名、女性12名。40代から70代までの熱心な方ばかりです。

まずは自己紹介の後、エッセイとは何か、どんな効用があるのか、どうやって書いたらいいのか、簡単なお話をしました。

 

次回は、参考エッセイを読みながら、具体的な書き方を説明します。

そして、その次からは、いよいよご自分でエッセイを書いて発表し、互いに合評をしていきます。

 

一番学んでいただきたいのは、何といっても、お仲間とエッセイを書く楽しさです。初めての方も書き慣れた方も、若い方もご高齢の方も、ひとつの輪のなかで、ぜひ楽しんでいただきたいですね。








並木エッセイ会2016年01月09日

 


今日は、横浜市金沢区の並木エッセイ会の今年最初の教室でした。

遠方から、入会希望の方がお二人見えました。

「今日は5時に起きてまいりました」とのことで、うれしいかぎりです。

新年早々、今年はいいことがありそうな予感の初日となりました。



お教室の後は、地上18階のステーキハウスで新年会です。

窓の向こうには、快晴の雲一つない空の下、真っ青な東京湾が横たわっていて、たくさんの船が行き来しています。横浜港はもちろん、房総半島まで一望できるのです。

港では、船が放水して、出初め式をやっているようでした。

 



 

目の前の鉄板で、シェフが手際よくフィレステーキを焼いてくれます。

顎関節炎がもとで、固いものが食べられなくなっている私ですが、ウェルダンのステーキは、柔らかくジューシーで、とても美味しかったです! 

ごちそうさまでした。




 

並木エッセイ会は発足から2年が過ぎました。

横浜は新春の光に満ちて、会のメンバーの笑顔も明るく、とても楽しいひと時でした。

この会のお仲間とともに、あなたもエッセイを楽しんでみませんか。

見学・体験、いつでも大歓迎です。

hitomi3kawasaki@gmail.com

まで、ご連絡をお待ちしています。




 

 




エッセイの書き方のコツ(28):最優秀賞、おめでとうございます!!2015年10月26日


私が講師となって「エッセイクラブ稲城」が生まれたのは、今から15年前のこと。その発足当時からのメンバーであるMさんが、このたび、エッセイコンテストで100編以上の中から選ばれて、最優秀賞を受賞されました。

70代の彼女は、お花の先生でもあるのですが、その流派が発行する機関誌が、年に一度エッセイコンテストを開催。今回のテーマは「花との出合い」でした。

ふだんから、いろいろとお花に関わるエッセイを書いているので、今回は書き溜めた作品の中から応募してみよう、と思われたようです。

 

受賞作品の原型になったのは、数年前に書かれた2000字ほどのエッセイです。タイトルは「私の花遊び」。花にまつわるさまざまな思い出が浮かんでは消えていきます。そんな過去を、現在のエピソードで挟む構成になっています。花に詳しくない読み手にもわかるような説明があり、具体的でこまやかな描写のなかに、作者の花遊びの世界が広がる作品でした。




椿のイラストも美しいページに。

 


今回の受賞作は、タイトルはそのままに、半分の長さになっていました。

花の専門誌ですから、花についてのよけいな説明は不要でしょう。それらをカットし、思い出も厳選。文末も整理され、体言止めが増えています。

その行為はあたかも、花器に花を生けるとき、花の美しさを引き出すため、茎を切り、葉をそぎ、花の数を減らす作業のごとく、Mさんはエッセイを整えていったのでは、と思いました。

こうして、生け花のような芸術作品に仕上がったエッセイが、審査員をうならせたのでした。

 

私は、いつも「体言止めは多すぎないように」と言ってきました。

しかし、このエッセイでは、その多用が散文詩のような雰囲気を醸して、成功しています。

お見事です。Mさん、本当におめでとうございます!

 

「先生のアドバイスに従って書き直した箇所がほめられました」

うれしい報告を、いの一番に私に知らせてくれたMさんは、そう言いました。

 

講師冥利に尽きるとはこのことですね。

Mさん、ありがとうございます。




 多摩川沿いの稲城は、昔から梨の栽培が盛んな地域です。

Mさんが贈ってくれたのは、新高という実の大きな品種で、普通の幸水の4倍ぐらいありそうです。もちろん美味しさは格別でした。








ダイアリーエッセイ:「水をしっかり飲む」2015年08月08日


今日は、横浜市磯子区民センターで開催の〈磯の綴り会〉というエッセイ教室の日です。

いつものように、車で出かけました。

首都高を降りて、赤信号で停車。すると、あらら、私の前で信号待ちをしていた軽トラックが、赤信号はそのままなのに、するすると走って行ってしまいました。青になったのは歩行者信号だけですよー!

しばらく行くと、また前の乗用車が、信号無視で行ってしまった……。

2回も立て続けに信号無視を目の当たりにするなんて、変な日です。

みんな暑さで頭がぼーっとしているのかな。気をつけてくださいよ。

 

さて、今月のエッセイのテーマは「水」。なくてはならない水だからでしょうか、どのエッセイも、テーマをぴたりと水に合わせて、ぶれない作品に仕上がっています。

 

その中のKさんの作品のタイトルが、「水をしっかり飲む」。

あるドキュメンタリー番組の紹介から始まります。イギリス人の探検家が、さまざまな自然環境の中で、体ひとつで生き抜くための方法を教えてくれるのだそうです。暑さ寒さをしのぎ、天敵から身を守り、食べ物をどうやって確保するか……。

サバイバルのなかでも重要なのは、飲み水です。食べなくても3週間は生きられるけれど、水無しでは3日が限度だとか。脱水症状が進むと、思考能力が鈍り、パニックに陥って生存率がぐっと下がるといいます。

絶対に飲んではいけないのは、海水。意外にも、山に積もった雪や川の水もNG。バクテリアに汚染されている可能性があるそうで……。

彼のエッセイは、まさに立て板に水のごとく、よどみなくすらすらと読める文章で、数々のサバイバル術をフムフムと興味深く読ませてもらいました。

 

近年の日本の猛暑は、熱中症で亡くなる人もいるほど。大自然に放り出されなくても、私たちはコンクリートジャングルでサバイバルを余儀なくされているのかもしれませんね。

 

帰り道、気がつくと、赤信号を突っ切っているではありませんか。おっと、危ない、危ない……。

そして、いつもの首都高の入り口も、なぜか通り過ぎてしまいました。暑さでボーっとしているのは、私も同じかも?!

ぐるりと回って同じ高速入り口に戻ってくる間に、片手でごそごそとバッグを探り、水筒のお水をしっかり飲みました。

 

皆さんも、くれぐれもご用心。まずは、お水をしっかり飲みましょう!


 

 




ダイアリーエッセイ:転がり摩擦が重くて2014年11月02日

 

昔、松任谷由実さんがこんなことを言っていました。

「アルバムを定期的に、たとえば3ヵ月に1回と決めて、作り続けているときは、それほど負担に感じないのに、間隔をあけて1年以上たってからいざアルバム作りに取りかかると、とても大変な気がする。動き続けているときと違って、止まっている状態から動き始めると、転がり摩擦が働くんですよね」

彼女の言ったことを正確に覚えているわけではないけれど、おおかたそんな意味のことだったと思います。うまいことを言うなあ……と、いまだに忘れないでいるのです。

理系の人が聞いたら、意味が違うといわれるかもしれませんが、お許しください。

 

何が言いたいかといえば、つまり、私も3週間のご無沙汰で、さすがにそろそろ何か更新しなくては、と思ったのですが、はてさて、何を書いたらいいのやら、転がり摩擦が重すぎて、茫然となってしまった、ということなのでした。

 

この3週間、風邪をひいて、その風邪が治らないまま、松島へ出かけ、東北の美味しいものをお腹いっぱい食べてきました。スケジュールとにらめっこをして、余裕のないところを無理にこじあけて1泊の日程を確保したため、帰ってからは体調もいまいちなのに、連日なにかと超多忙、ブログに向かう時間がありません。

覗きに来てくださる親切な読者のみなさん、ごめんなさい。

 

長い言い訳でした。

さて、昨日は第1土曜。毎月、午前と午後に、横浜で2つのエッセイ教室がある日でした。

これまでにも何回かご紹介してきましたね。

 

午前中は金沢区で、「並木エッセイの会」というグループ。

町の名にもなっているように、この町が開発されたとき、たくさんの並木道が生まれました。

四季折々、木々は色を変え、花や実をつけて迎えてくれて、訪れるのが楽しみな所です。

現在、6名のメンバーが楽しんでいます。


昨日、雨が降り始める前に撮った、黄葉の始まったイチョウ並木。


こちらは今年の春の様子。場所は並木コミュニティ―ハウスです。


 

午後は、お隣の区の磯子センターで、「磯のつづり会」という古風な名前のグループです。

私は車で通いますが、磯子駅からこのセンターまでは、おしゃれな散歩道になっています。

メンバーは5名。


磯子センターと、駅からの遊歩道。



 

どちらも、笑いの絶えないクラスです。

ただいま、お仲間を募集中。初めての方でも、大歓迎です。

ご興味のある方、一度ご見学にいらっしゃいませんか。

詳しくは、メールでお問い合わせください。

hitomi3kawasaki@gmail.com

 

 



ソチ五輪と湘南エッセイサロン2014年02月21日


夜中にソチオリンピックの生中継を見ることができない私は、毎朝起きてから一喜一憂。
今朝は、フィギュアスケート女子フリーで、浅田真央選手のフィニッシュと同時にあふれ出た涙に、もらい泣きをしました。
よく、ショートプログラムの大失敗から気持ちを切り替えてがんばりましたね!

同じく鈴木明子選手は、今シーズンが最後と決めて出場。
演技後のインタビューで、
「この年まで続けられるとは思ってもいませんでした」と述べました。
彼女は、28歳です。

一方で、スキージャンプの葛西紀明選手は41歳。それでも、4年後を目指してまだがんばる、と言っています。想像を超える努力をしていることでしょう。

スポーツは、もちろん精神面抜きには語れませんが、肉体は容赦なく年齢を重ねていきます。生きるもののさだめです。
だからこそ、4年に一度のオリンピックは、選手の人生が、生命がかかった瞬間が輝いて、感動を呼ぶのですね。



さて、昨日は湘南エッセイサロンでした。
天気予報の雪マークが消え、ほっとしたところで8名の湘南マダムが集合。
戦前の兵隊さんから、サザンオールスターズの話にいたるまで、いつものようにバラエティに富んだ作品が勢ぞろい。
さらに話題も広がって、用意されたランチをいただきながら、楽しいおしゃべりが続きました。

帰宅すると、メンバーのおひとりからメールがありました。
「できるだけ毎月、会を重ねて、五年、十年と続けていきたいものです。
年齢やその他の事情で他のレッスンができなくなっても、この湘南エッセイサロンを続けていけたら、どんなにすばらしいことでしょう」

なんといってもエッセイの楽しみは、年齢を問わずに、いくつになっても続けていくことができること。
円熟の人生にふさわしい作品を、書き残していきたいものですね。


鵠沼海岸


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コミュニケーション・プレイス2014年02月14日



エッセイサロンin銀座は、NaomiPlaceが主宰するコミュニケーション・プレイスのなかの1講座として行われています。
昨日のエッセイサロンについても、コーディネーターのNaomiさんが、オフィシャルブログで紹介してくれました。こちらもどうぞお読みくださいね。
そして、エッセイ以外のほかのページも覗いてあげてください。
コミュニケーション・プレイスには、エッセイばかりではなく、おしゃれなアートからアンチエイジングまで、魅力的な講座がたくさんあります。
興味のある講座がありましたら、ぜひ一度、参加なさってみませんか。
大人の女性が集い、お仲間同士のつながりも広がります。

いろいろな講座の作品たち。




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本日のエッセイサロンin銀座2014年02月13日

今朝の銀座

今日は、先日もお知らせしましたように、しばらくお休み前の最後のサロンでした。
なんと、先日の雪のため、ご本人やご家族が転んで骨折してしまって欠席という方がお二人も……。どうぞ、お大事になさってくださいね。


5
名のこぢんまりとしたクラスになりましたが、提出いただいたエッセイが3編。じっくりと味わい、語り合うことができました。
さらに、次のような観点から、講師改訂版を作り、持参しました。

・セリフはなるべく改行して、目立つようにする
・同じ言い回しは避ける
1行あけは、多すぎないように
・字数内に収める工夫を

改訂前と改訂後とを読み比べることで、その違いがよくおわかりいただけたのではないでしょうか。


さて、4月から別のエッセイの仕事に就くことになりました。その仕事については、いずれお知らせできるかもしれませんが、エッセイサロンin銀座は、とりあえず1年のお休みをいただきます。
再開の予定が立ちましたら、またお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。

銀座三越のデンマーク・ザ・ロイヤルカフェ

明日も大雪の予報です。
くれぐれも足元にはご用心を!


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