ダイアリーエッセイ:「水をしっかり飲む」 ― 2015年08月08日
今日は、横浜市磯子区民センターで開催の〈磯の綴り会〉というエッセイ教室の日です。
いつものように、車で出かけました。
首都高を降りて、赤信号で停車。すると、あらら、私の前で信号待ちをしていた軽トラックが、赤信号はそのままなのに、するすると走って行ってしまいました。青になったのは歩行者信号だけですよー!
しばらく行くと、また前の乗用車が、信号無視で行ってしまった……。
2回も立て続けに信号無視を目の当たりにするなんて、変な日です。
みんな暑さで頭がぼーっとしているのかな。気をつけてくださいよ。
さて、今月のエッセイのテーマは「水」。なくてはならない水だからでしょうか、どのエッセイも、テーマをぴたりと水に合わせて、ぶれない作品に仕上がっています。
その中のKさんの作品のタイトルが、「水をしっかり飲む」。
あるドキュメンタリー番組の紹介から始まります。イギリス人の探検家が、さまざまな自然環境の中で、体ひとつで生き抜くための方法を教えてくれるのだそうです。暑さ寒さをしのぎ、天敵から身を守り、食べ物をどうやって確保するか……。
サバイバルのなかでも重要なのは、飲み水です。食べなくても3週間は生きられるけれど、水無しでは3日が限度だとか。脱水症状が進むと、思考能力が鈍り、パニックに陥って生存率がぐっと下がるといいます。
絶対に飲んではいけないのは、海水。意外にも、山に積もった雪や川の水もNG。バクテリアに汚染されている可能性があるそうで……。
彼のエッセイは、まさに立て板に水のごとく、よどみなくすらすらと読める文章で、数々のサバイバル術をフムフムと興味深く読ませてもらいました。
近年の日本の猛暑は、熱中症で亡くなる人もいるほど。大自然に放り出されなくても、私たちはコンクリートジャングルでサバイバルを余儀なくされているのかもしれませんね。
帰り道、気がつくと、赤信号を突っ切っているではありませんか。おっと、危ない、危ない……。
そして、いつもの首都高の入り口も、なぜか通り過ぎてしまいました。暑さでボーっとしているのは、私も同じかも?!
ぐるりと回って同じ高速入り口に戻ってくる間に、片手でごそごそとバッグを探り、水筒のお水をしっかり飲みました。
皆さんも、くれぐれもご用心。まずは、お水をしっかり飲みましょう!

コメント
_ 片割れ月 ― 2015/08/12 17:47
_ hitomi ― 2015/08/14 17:34
残暑お見舞い申し上げます! ときどき覗きに行ってましたよ。
おっしゃる通りですね。今年はますます、このままではまずい、と不安が募ります。生き証人が減っていく今、私たちがしっかりと向き合わなくては……。
お互い、赤信号と熱中症には気を付けましょうね。
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戦争に反対するのは利己主義者だと言った30代のアンポンタン国会議員がいたそうですが、ちょうど私たちくらいの世代が子供たちに戦争の悲惨さを伝えることを怠ったためだと思っているところです。(_ _;)…パタリ
先の戦争で最後に空爆を受けたひとつに秋田市土崎地区があります。
爆弾の破片が体に刺さり、水が飲みたいと言って少年は息をひきとったという話を語り部が話しておりました。
戦争も原発も反対ですが、政府にはブレーキをかける者がいない有り様。
赤信号にはくれぐれもお気を付け下さいね~(*^・^*)チュッ♪