白内障手術を終えて ― 2026年03月31日
先週の23日(月)に左目の手術、そして1週間後の昨日、右目を終えました。やっと、まともに文字が書けるようになりました。
この1週間は、左目だけよくなっても、右目をつぶっているわけにもいかないし、右目にはメガネが必要なわけで、本当に不便でした。ようやく新しい「ひとみの瞳」が二つとも揃いました。
まだ、本調子ではないけれど、さっそく読んだり書いたりしています。
「どんどん目を使ってもいいですか」とドクターに聞くと、
「どうぞ。減るもんじゃないし、どんどん使って」とのお答えでしたから。
👁最初の手術
手術着に着替えて、手術室に向かいます。
手術は過去3回ほど経験があるのですが、今回は局所麻酔なので緊張します。怖いです。
室内にはドクターや看護師さんたち、青い手術着と手袋をして待ち構えていました。リラックス効果でしょうか、軽快なポップスが流れています。
手術台に横たわると、周りから手が伸びてきて、左目だけを残して、べたべたとテープが貼られて、シートがかぶせられました。
目の周りには円い枠が固定されて、目を閉じることができない。そこに液体がかけられ、視界がぼやける。光るシートのような天井と、青い光が三つ。まるで、手塚治虫のヒョウタンツギのように見えて、ちょっと気がまぎれます。
「動かないで、光をじっと見てて」とドクター。指示のとおりにヒョウタンツギを見つめていると、
「そうそう、上手だよ。みんなそんなふうに上手にしてくれるといいんだけどね」
とほめてくれるので、思わず、
「私、ひとみという名前ですから……」と呟く。
「あ、そうか。うまいこと言うね」とドクターは笑い、「患者さんの緊張をほぐすためにおかしなこと言うけど、自分が笑わせられたのは初めてだ。一本とられたなー」。
手術台の上のやり取りで、私もちょっとだけ緊張が解けました。
最後に、「終わったよ」と、べりべりと顔のテープをはがします。
「いたたたた!」
「これが手術で一番痛いんだよ」
開始から7分、手際のよい、あっという間の手術でした。
聞くところによると、この日の午後、ドクターは12人の白内障手術をほぼ時間どおりにこなしました。ちなみに私は9番目だったとか。
いやはや、お疲れさまでございました。

▲手術の翌日、退院した帰り、近くの大学のキャンパスで桜を見てきました。瞳孔を開く目薬がまだ効いており、眩しくて眩しくて、新しい目はついつい閉じていました。
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