銀座のエッセイサロン ― 2013年07月30日
今日は、銀座三越のデンマーク・ザ・ロイヤルカフェで、エッセイ・プレイスを開催しました。
今回の参加者は、これまで最多の9名の方がたです。
そのうち、初めての方が5名。
エッセイ・プレイスの特色は、参加型の講座だということでしょうか。
事前に作品を書いて提出してもらいます。
提出しない方も、どんどん感想や意見を言っていただきます。
今回の作品は3編。
まず、「学生のとき以来、初めて作文を書いてみました」と言われたSさん。
アイスクリームの思い出や魅力にあふれていて、読んだ人は誰もが、今すぐ食べたい、と思ってしまうようなエッセイ!
アイスクリームを愛してやまないSさんの思いがあふれた楽しい作品でした。
続いて、今回が5回目の参加というYさんの作品。
さすがに心得たもので、セリフを実際と少しだけ変えて読みやすくする工夫があり、皆さんのお手本になるような書き方でした。
自分の怒りや悔しさを率直に表現されて、Yさんご自身は少々気恥ずかしさも感じられていたようですが、その素直な自己開示こそが、読み手の共感を得たのだと思います。
最後は、猫を飼っていた頃の思い出をつづったTさんの作品。
猫たちを描きながら、ご家族やご近所の人々とのふれあいが、浮かび上がっています。
シリーズで書き続けることで、自分史、家族史にもなるような、じつは貴重な記録なのだ、とあらためて感じさせられる味わい深いエッセイでした。
写真は、店内中央に据えられたロングテーブルでの、毎回同じようなショットです。でも、これが最後。
次回のエッセイ・プレイスのときには、このテーブルがリニューアルされているそうです。
楽しみでもあり、ちょっぴりさびしくもある今日のランチでした。
デザートは、フルーツの盛り合わせ。
見た目も楽しくカラフル。フルーツの酸味は蒸し暑い夏にぴったりのさわやかさです!
昨日のブログでもお伝えしたとおり、おみやげは、東松島ジュリアンのゼリー。
味わいながら、どんなエッセイが生まれるのでしょうか。
手にしているのは、昨年、銀座で開催していた東松島物産展でお友達になったOさんです。来週、東松島の近くの女川町に転居されます。
新天地に行ったら、いろいろ見たこと感じたことを、たくさん書いて、どんどん発信してくださいね。これからも、ずっと応援しています!
コミュニケーション・プレイスのサイトでも、今日の様子が紹介されています。
ぜひ、ご覧くださいね。
http://www.theroyalcafe.jp/blog/
次回のエッセイクラスは、9月24日(火)。お申し込みを受け付けています。
残席わずかになっていますので、お早めにどうぞ。
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