『なしのはな』が咲いて ― 2016年11月14日
この秋、『なしのはな』第6号が咲きました。
もう16年も続いているエッセイクラブ稲城の作品集です。
3年おきに発行されて、今回で6回目となります。
毎回、過去3年間に書き溜めた作品の中から、自選の2編を掲載します。
講師の私は、最終的な推敲や、校正のお手伝いはしますが、メンバーみずから印刷所との交渉にあたり、名実ともに自主的な運営を手掛けています。
そして、今回はさらに、書店での販売にも乗り出しました。
もちろん出版コードが付いているわけではないので、その類の本を扱ってもらえる市内の本屋さんに交渉し、1冊330円で店頭に置いてもらうことになりました。
作品集はけっして販売目的で作っているわけではありませんが、エッセイとはそもそも、一般の人々に読んでもらうために書くものですから、一人でも多くの読者の目に触れることも必要です。
そういう意味で、今回の新しい展開は画期的です。
急に話題になるとか、即完売してしまうとか、期待しているつもりはありません。ただ、エッセイに目を向ける人、エッセイクラブ稲城に興味を持つ人が一人でも増えたら、講師の私もうれしいことと思っています。
大型書店のコーチャンフォー、お近くの方、覗いてみてくださいね。
来年の1月31日まで販売しています。