ダイアリーエッセイ:結婚式前夜 ― 2017年01月20日
明日は、娘の結婚式と披露宴が行われる。
入籍も、新居への引っ越しも、新郎新婦の前撮り撮影も、すべてすんで、一人娘の結婚というイベントは、いよいよ明日がグランドフィナーレだ。
この日まで、本人同士で何でも決めてきたことだから、親の出番はほとんどなかった。
私はせいぜい、新婦の両親としての衣装を整える。
それも終わった。二人とも、床屋さんと美容院にも行ってきた。
息子二人の正装の用意もできた。
黒いスーツに白いワイシャツ、白いネクタイ。黒い靴下と革靴。
男の子の衣装は味気ない。
間違えないように、胸のポケットには名前のメモを差し込んだ。抜かりなく。
そして、この二人がカノジョを連れてくる日があるのだろうか、と思う。
これが最初で最後のわが家の結婚式かも……?
娘たちは式場で最終準備を進めていた。
最後まで、もめていることもあるようで、心配は尽きないけれど、人生の旅はこれから。一歩離れて、あたたかく見守ってやらなくては。
コメント
_ kattupa ― 2017/01/22 06:38
_ 直ちゃん ― 2017/01/23 23:01
_ hitomi ― 2017/01/24 21:50
ありがとうございます。
花嫁の母の涙というものは、うれし涙だけではありません。自分でも分析が必要ですね。
_ hitomi ― 2017/01/24 21:54
どうもありがとうございます。
欲ばりなもので、人生の中で、何役も務めたいのかもしれません。でもどれも中途半端な気がして、反省することしきりですが。
また、覗きにいらしてくださいね、お待ちしています。
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幸多き人生でありますように。と願っています。
嬉し涙をたくさん流してください。