フォトエッセイ:花嫁の母として③2017年02月04日


まだ、プロのカメラマンが撮影した写真やビデオは届いていない。

新婦の母は、とにかく忙しく、当日、カメラ代わりにiPad miniを持参して、ちょこちょこと写してはいたが、ろくな写真が撮れるはずもなかった。

 

前回、22日にアップした挙式の写真は、逆光で撮ったものを補正したせいで、新婦のドレスが赤みがかって見えるが、もちろん本物は純白のサテンだ。

(何人かの方から、「このドレス何色?」との質問を受けてしまいました)

 

120「結婚式前夜」には、息子二人の正装の準備を書いた。

当日、式場で着付けてもらう私は、一足早く家を出たので、彼らが間違いなく支度をしてやって来るかどうか、そんなことまで気がかりだった。

でも、現れた二人を見てほっとする。

長男は、新しい革靴の履き心地もよさそうで、最近太り気味の次男は、用意した一回り大きなワイシャツもぴったりだ。きれいにひげも剃ってある。




 

すべてお開きとなって、夜、自宅に戻り、まずは缶ビールを開ける。

からからの喉に染み入るような冷たさが格別だった。

そして、朝から撮った写真を見てみる。

この写真を目にしたとき、涙がこみ上げて来て止まらなくなった。

三人だったきょうだいが、一人巣立っていったことを実感した瞬間だった。


〈続く〉



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