ダイアリー・エッセイ:月を見上げて ― 2013年09月17日
40日間の暑い熱い日々だった。
荷物もまだまだ片付かないし、工事の小さなやり残しはあるが、まずは一段落だ。
ほっとひと息……と行きたいところだが、今朝、夫が形成外科で背中のこぶを取り去る小さな手術を受けている。どうしただろうか。
何も連絡がないということは、無事に終わったのだろう。
夕方、最後のワックスがけが終わると、子どもたちに夕飯を食べさせて、長男と二人、夫の入院する病院へ。面会時間ぎりぎりに飛び込んだ。
痛みもさほどではないらしく、普通食の夕飯を食べて、思った以上に元気そうだ。最初から何の心配もない手術ではあったけれど……。
わが家のリフォームも終わり、夫の背中のリフォームも無事終了、というわけだ。
やれやれ。
帰り道、3月まで長男が働いていた高層ビルの上に、月が出ていた。
「あさっては、中秋の名月だよ」
“歩くカレンダー”のモトが教えてくれた。
時間は、どんな時でも均等に過ぎていく。
大きな山を越えたとき、いつでもそう思う。


コメント
_ kattupa ― 2013/09/18 05:18
_ suzuking ― 2013/09/18 08:50
さー、またよく働いてくださいよー。
_ hitomi ― 2013/09/18 11:22
私はいつも安全運転しているつもりですが……。ひと様から見ると、そうではないのかもしれません。
_ hitomi ― 2013/09/18 11:24
今日はさっそくモトの就活、職場見学ですよ。
_ 村上 好 ― 2014/11/04 17:23
熱い夏の日々、
ご自宅のリフォーム、ご主人の”リフォーム”、
終わってモトさんと見上げる空に、月が。
簡潔な文章ですが、中身はぎっしり詰まっています。
写真も印象的です。
楽しめる文章でした。
村上 好
_ hitomi ― 2014/11/05 21:41
本当に、ぎっしりと詰まった夏でした。
終わってほっとした夜のこと、こんなふうにブログに書き残しておいたら、見直すことができるのですね。改めて、しみじみと思い出しています。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hitomis-essay.asablo.jp/blog/2013/09/17/6985413/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
季節は秋です。エンジン再開と思いますが、安全運転で行きましょう。