ダイアリー・エッセイ:100名で歌ったゴスペルライブ♪♬ ― 2012年12月26日
その日までは、毎週行われる練習に出席。最後の日は午後のレッスンに出て、帰宅して夕飯を作り、またトンボ返りで夜のレッスンにも参加するほどの熱の入れよう。
レッスンは、若くてかわいらしいナナ先生が指導してくれる。
自宅では家事をしながら、イヤホンで録音を聞き、一緒に歌って自主練習をした。
前日の夜は、閑散としていた駅前の広場。
当日行ってみると、仮設ステージが出来上がっていた。
衣装の色は白か黒に統一、おそろいのピンクのスカーフをつけて、その雛壇に上がる。
すでに、たくさんの人たちが見物しているなかで、発声練習~♬
午後3時。いよいよ本番。
ボーカルのビンセントさんと合わせて歌うのは、今日が初めてだ。
大柄な体なのに、高くなめらかな歌声が響く。
ビンセントさんいわく、
「皆さん、楽しんでください。そして、いつも笑顔を忘れずに……」
ゴスペルは、リーダーの手の動きに決まりがあって、それに合わせて曲が進行する。
手をグルグル回せば、リフレイン。
頭のてっぺんをぽんぽんと叩けば、最初から。
親指で後ろを指せば、先に進む……という具合。
だから、リーダーのナナ先生の采配で曲の進行も変えられる。
彼女の指揮のもと、みんなで心をひとつにする。
大勢だからこそ緊張もなく、いつも以上にパワフルに、空に向かって歌いかける。
なんと気持ちがいいんだろう。
おなかの底から、思い切り声を出して歌える解放感。
本当に楽しい!
5時からのステージのときには、会場のイルミネーションがいっせいに灯った。
ステージを照らす照明もまぶしい。
闇のなかの光と、大勢の歌声と……♪♪
クリスマスのムードもますます盛り上がってくる。
待っている間は寒くて震えていたが、ひとたびステップを踏んで振りをつけながら歌いだせば、ハートがアツくなって、寒空の下、体までポカポカとしてくる。
なんという快感……!
Hold on, you can make it
Hold on, everything will be alright
(訳)がんばって あなたにはできる
がんばって 全ては良くなる
「歌うことは、3度唱えることに等しいのです」
クリスマスの日、学校長は母親コーラスの私たちに、そう言ってくれた。
英語の歌を4曲。お客さんも一緒に歌える日本語のクリスマスソングを3曲。
あっという間に、ステージは幕となった。
友人たちも聞きに来てくれた。たくさんの写真を撮ってくれた。
どうもありがとう。
そして、来年からは一緒に歌いましょ。
ナナ先生、来年もよろしく!
コメント
_ pecora ― 2012/12/27 12:30
_ hitomi ― 2012/12/27 23:08
写真は、ほとんど聴きに来た友人が撮ってくれていたものです。
ビンセントさんとは運よく遭遇、ずうずうしく3ショットをお願いしました。
来年もご一緒できたら……と思っていま~す、よろしくね♪
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今年はそれほど寒くなくて良かったです。
また来年もね!(^^)!