仕切り直して、パリへ ― 2016年03月13日
昨年の11月、予定していたパリ旅行をキャンセルせざるを得なかったことは、11月24日の記事「ときめきのパリが、悲しみのパリに……」で読んでいただいたとおりです。
同行するはずだった友人M子は、長男がパリで研修中なのですが、今年の4月には帰国する予定です。ぜひ、その前にパリを訪ねたい。彼女の思いに、私ももう一度乗り合わせることにしました。
仕切り直してパリへ、明後日から行ってきます。
昨年《Paris 2015》と書いたノートのタイトルに、2016と書き加えました。
ドミニク・ブシェというパリの一つ星レストランをご存じでしょうか。
銀座にも支店があります。
2年前、娘とパリへ行く直前にテレビ番組で紹介され、行ってみたいと思っていましたが、そのときは、願い叶わず……。
そのオーナーシェフの奥さんという人が日本人で、じつはM子の元同僚であることが、彼女の親しい友人を介してわかったのです。
マダムは、その名を松本百合子さんといい、フランス語の翻訳家としても活躍しているのでした。
ちょうど、私たちの再出発に合わせるように、彼女のエッセイ集が発行されました。
『それでも暮らし続けたいパリ』主婦と生活社発行。
15年以上もパリに在住している彼女の目を通して、フランスの魅力、その豊かさ、おおらかさが楽しくつづられています。
まえがきで、パリの同時多発テロのことが語られていました。パリの人々の心意気に、目頭が熱くなりました。
迷いなく、パリへ行ってきます。
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