多摩ニュータウンタイムズ2011年11月02日




去る10月21日に、取材を受けたエッセイクラブ稲城の記事が、11月1日付の紙面に載りました。このミニコミ紙は、東京都多摩地区の新聞の折り込みで読まれているそうです。多摩にお住まいの方、もうお読みになったでしょうか。
そうでない方々のため、一部を抜粋してみました。

       *******************************************
市の公民館主催事業から発足して11年、「エッセイクラブ稲城」
では、月2回作品を持ち寄り合評し、講師の石渡ひとみさんから指導を受ける。……(中略)エッセイ集『なしのはな』には会員の珠玉の一篇が掲載され定期的に発刊されている。『なしのはな』の由来は真っ白に咲く梨の花。市の花であり、また詩人・白楽天が楊貴妃の美しさを梨の花にたとえたことから、と会員の山中操さん。……(中略)「エッセイの中で自分をさらけ出し、楽しんでほしい。文章は人なり。頭を使うことは健康にも良い」と石渡さん。「若い人も文章の基本を学んで」と話す。
       *******************************************


★ご興味を持たれた方、いちど見学にいらっしゃいませんか。
 メンバー一同、お待ちしています。
  連絡先 hitomi3kawasaki@gmail.com

奈良にて2011年11月09日

 
関西へ行ってきました。
私の所属する木村治美エッセイストグループのエッセイ公開合評会に参加するためです。
奈良にある志賀直哉の旧居が、現在、奈良学園セミナーハウスとして活用されていて、その場所で行われました。
関西圏から参加された方がほとんどで、作者一人ひとり、自分のエッセイを読み上げます。まあなんと、その朗読の耳に心地よいこと。
新横浜から乗り込んだ新幹線の中で、それらの作品を下読みして会に臨んだのですが、まるで違う作品のように感じられました。ご自身のお国ことばで読まれると、生き生きと作品が立ち上がって、作者の思いが伝わってくるのです。
エッセイは目で読むことが大前提ではあるはず。それでも、朗読の持つ力を改めて思わずにはいられませんでした。

写真は、志賀直哉が執筆にいそしんだ机だそうです。
いかにも名作が生まれそう。
……でも似合うのはやはり、万年筆と原稿用紙でしょうか。大型のパソコンを置いたら、窓外の景色も隠れてしまいますね。


秋の旅2011年11月09日


大阪城も菊祭りも雨にけぶって……

関西に行ってきました。
初めて降り立った大阪、4年ぶりの京都、どちらも小雨が降り、紅葉には一足早い感じでした。
写真上は、雨にけぶる大阪城と菊祭り。
写真下は、京都・嵯峨野で一番紅葉が美しいといわれる常寂光寺。まだまだしっとり緑のたたずまいでした。

紅葉の名所、常寂光寺の楓はまだ緑。


それでも、関西在住の旧友たちと会って、ゆったりはんなりの休暇を楽しんできました。
この旅が、私のなかで熟成したら、エッセイが生まれてくるかもしれません。
 


11月のエッセイクラス in 銀座2011年11月16日


昨日、銀座三越1階のデンマーク・ザ・ロイヤルカフェで、エッセイクラスがありました。
今回の参加者はすでにエッセイを楽しんでおいでの皆さん。持ち寄った作品はじつにバラエティに富んでいて、昔の思い出の人物からお孫さんまで登場し、東京タワーに上ったかと思えば、インドで極上の白ワインに舌鼓を打ち……。過去から未来へ飛んだりあちこち旅したりする疑似体験のひとときとなりました。たまに脱線のおしゃべりもまた楽しく、クラス後のランチもおおいに盛り上がりました!
それが、下の写真です。


このクラスは、1回限り、単発のクラスですので、どなたでもお気軽にご参加いただけます。
エッセイは書いたことのない方も、ほかのお教室で学ばれている方も、朝の銀座でいつもとは違うひと時をご一緒しませんか。

★日時:2月28日(火)10:10~11:45
★場所:銀座三越 デンマーク・ザ・ロイヤルカフェ
★参加費(予定):3500円(教材費・お茶代を含む)
★お申し込みは、こちらまで。ご質問などもお気軽にどうぞ。
   hiotomi3kawasaki@gmail.com

  

行ってきます!2011年11月20日


ヨーロッパに出かけてきます。
今年は、6月に義父が亡くなり、7月には兄が亡くなり、つらいことの多い日々でした。少し気分を入れ換えたくなったのです。
8日間という短い旅ですが、ウィーン・プラハ・ブダペストなどを巡ります。
旅の一番の目的は、大学時代にほれ込んだグスタフ・クリムトの絵に逢ってくること。
ほかにも、19世紀末の建物もたくさん見てきましょう。
もちろん、おいしいビールやワインに舌鼓を打ち、甘いチョコレートにとろけましょう。
楽しい旅は、ハートのエステ。ピカピカに若返って帰ります。


この小さなノートは、今年9月に、ひと足先にウィーンに行った娘のおみやげの品。
クリムトの代表作「接吻」が表紙になっていました。
今回も、私のバッグに入ってノートは里帰り。
たくさんのメモを記してきます。



copyright © 2011-2021 hitomi kawasaki