ジョニーからの伝言2013年12月13日


ジョニーの背中

今、僕は、冷え込む夜の東北道を、北へ向かってひた走っているところです。
これまでの小柄なhitomiドライバーではなく、見知らぬ男性の運転で。
無事に陸前高田に到着するように祈っていてください。

さて僕は、ケニアの塩尻さんのもとへは運んでもらえなかった。
ケニアには、8年規制という法律があって、車体がどんなにきれいでも、走行距離が短くても、製造から8年以上たった車は持ち込めないそうです。
僕は10歳でした。

いまなお塩尻さんはオンボロカーに乗り続け、救急車を必要とされています。
現地の人々、とくに子どもたちのため、教育や医療活動を献身的に続けている彼には、なかなか新車を買い入れる余裕はないのでしょう。
これを読んでくださる皆さん、8歳以下の車をお持ちの方で、塩尻さんの支援活動のために提供してもいいという方、ぜひぜひご連絡ください。

ジョニーからの伝言でした。

先日、塩尻さんのことを紹介した記事に、あるコメントが届きました。アメリカに住む日本人女性からです。
彼女は大学時代にスワヒリ語を勉強していて、ケニアに留学することになりました。ところが直前になって、ケニア分校では学生がマラリアで亡くなり、分校は閉鎖。結局彼女はケニアへは行けなかったのですが、在校生の話によると、そのとき亡くなった学生が助からなかったのは、救急搬送の車がなく手遅れになったからだそうです。日常的に車両の管理が悪かったということでした。
塩尻さんのもとにも良い状態の車が届くように、と彼女も祈っています。

私は、はっとしました。
ジョニーの第2の人生が決まったからといって、これで終わりではなかった、と。
ケニアとしては、少しでも車社会の環境を整えるためにも8年規制はやむを得ないのかもしれません。
皆さん、ジョニーの伝言、どうかよろしくお願いします。

塩尻さんがケニア事務所の所長を務める〈アフリカ児童教育基金の会ACEF〉の活動の様子を、以下のサイトでご覧ください。
https://sites.google.com/site/afrikachildreneducationfund/home

エイズ感染孤児のための施設「希望の家」の子どもたち。



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