ダイアリー・エッセイ:「時間は消えてゆく」2012年12月04日



ASKA SCRAMBLE


この秋リリースされたASKAのアルバムを聴く。
若いころによく聴いていた耳慣れた甘い声、曲調、メロディーライン……。
かつては、こぶしを振り上げながら走りぬけるような歌が多かったのに、どこか、何かが違っている。
そのなかで、ふと、あるフレーズが新鮮に心に響いた。

  
“時間は過ぎて行く”って 少し違う気がする
  “時間は消えて行く” ここから先は

同じ50代を生きている彼の思いが、この歌から伝わってきた。

世代の相違というのは、どれだけ年をとっているかの違いだと、私は思っていた。
でも、そうではなかった。
どれだけの時間が残されているか、その多寡なのだ、と今気づく。

だからこそ今、彼の歌にふたたびいざなわれるように、走りださなくては、という衝動に駆られる。
時間が消えてなくなる前に……




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