ダイアリー・エッセイ:「時間は消えてゆく」 ― 2012年12月04日
![ASKA SCRAMBLE ASKA SCRAMBLE](http://hitomis-essay.asablo.jp/blog/img/2012/11/18/24b6c7.jpg)
若いころによく聴いていた耳慣れた甘い声、曲調、メロディーライン……。
かつては、こぶしを振り上げながら走りぬけるような歌が多かったのに、どこか、何かが違っている。
そのなかで、ふと、あるフレーズが新鮮に心に響いた。
“時間は過ぎて行く”って 少し違う気がする
“時間は消えて行く” ここから先は
同じ50代を生きている彼の思いが、この歌から伝わってきた。
世代の相違というのは、どれだけ年をとっているかの違いだと、私は思っていた。
でも、そうではなかった。
どれだけの時間が残されているか、その多寡なのだ、と今気づく。
だからこそ今、彼の歌にふたたびいざなわれるように、走りださなくては、という衝動に駆られる。
時間が消えてなくなる前に……
![](http://hitomis-essay.asablo.jp/blog/img/2012/12/04/251f0e.jpg)
![](http://hitomis-essay.asablo.jp/blog/img/2012/10/31/243afa.gif)
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hitomis-essay.asablo.jp/blog/2012/11/18/6637309/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。