ダイアリーエッセイ:浦和サッカーが強い理由は…… ― 2014年06月29日
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仕事もプライベートも超多忙で、なかなか思うようにブログに向かえません。
書きたいことは山ほどあるのですが……。ごめんなさい。
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今日は、昨日の新聞から、プチ自慢!
6月28日(土)の日本經濟新聞の朝刊、首都圏経済面の記事です。
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浦和といえば、赤く燃える浦和レッズ。以前から高校サッカーも強かった。
そもそも、今からさかのぼること106年前、細木志朗という人物が埼玉師範学校に着任し、生徒たちに蹴球なるものを教えたのが、浦和サッカーの始まりだとか。
その細木志朗こそ、ほかでもない私の母方の祖父なのです。
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右側の写真。黒い背広3人のうち、右端の男性が祖父です。
そして、その後ろのゴールポストは、なんと祖父の手作り。
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祖父は、本当に手先が器用でした。私が子どものとき、わが家にあった積み木は、祖父のこしらえたもの。小学生になると、こんどはやはり祖父お手製の勉強机と椅子が用意される。机にはもちろん引き出しがあり、椅子にはおしゃれな寄席木細工の装飾もついていました。
私の知っている祖父は、やさしく穏やかなおじいちゃま。色白でやせていて、夏に裸になると、黄金バットのあだ名がついたものです。
とてもスポーツマンには見えませんでした。
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さて、時は100年流れて、6年前の夏のこと。
浦和サッカー100周年を記念して、浦和レッズ vs FCバイエルン・ミュンヘンのさいたまシティカップが行われました。
そこで、細木志朗をしのんで、その子孫の細木一族が埼玉スタジアムに招待されたのです。祖父の子どもたちは6人いましたが、母以外、みな亡くなっています。
母と、細木家の嫡男で私のいとこたちの最年長の男性とが、正面のVIP席に座ります。その他のヤジ馬のような総勢20名は、VIP専用ビューボックスでビール片手の観戦という、またとない恩恵に浴しました。
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写真は、スタジアムで買い求めたTシャツ。
長男と二人で着て、大盛り上がり。扇子を振りふり、応援。
結果は、2-4で負けてしまいましたが。
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なんといってもクライマックスは、VIP席に立ちあがった二人が、スタンドに向かって手を振ったこと。パノラマスクリーンに映し出され、まるでロイヤルファミリーのようで……。
今でも一族の語り草となっています。
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コメント
_ 片割れ月 ― 2014/06/29 20:31
_ hitomi ― 2014/06/29 21:13
おじい様の水車が流されてしまったのは、不運でした。
それにしても昔の人は、ホームセンターやらDIYやら、何もなかった時代、何でも自分で作ったんですね。偉かったですよね。
祖父は、製本技術も持っていたようで、孫たちに手製のノートや手帳を作ってくれていました。あの紙の感触、懐かしいです。ごわごわしてましたけど(笑)
_ mami ― 2014/06/30 08:00
レッズは、三菱重工ですよね。Jリーグになった頃、野球とゴルフしか見ない父が応援に行っていました(^^)うちは、三菱系が回りに多いので、私にとっては一番なじみのあるチームです。
_ hitomi ― 2014/06/30 08:42
浦和に限らず、レッズのファンは意外に多いのですね。うれしいです。天国の祖父もニコニコと見下ろしていることでしょう。
これからも応援してくださいね。
_ SACHI ― 2014/07/06 23:35
また、おじいさまの手先が器用で作る事が大好きというDNAを、受け継がれた方がいらっしゃるのではありませんか? HITOMIさんはいかがですか?
_ hitomi ― 2014/07/07 09:42
やはり母も、何かを手作りすることが好きですね。特に編み物は、90を過ぎた今も、「もうできないわ」とぶつぶつ言いながら、針を動かしています。
門前の小僧で、私も若いころは洋裁などの手芸を楽しみましたが、今ではもっぱらキーボードをたたくばかり。文章というつかみどころのないものを作り続けています。
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浦和南高校だったと思うけど昔は強かった記憶があります。
浦和にそんな歴史があったとは知りませんでした。
私のじいさんも手の器用な人で川に水車を作ったそうですが、台風が来て一晩で流されたそうです。
我が家の歴史として語り継がれております(_ _;)…パタリ